“富子”の読み方と例文
読み方割合
とみこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その女子の名は富子とみこ、やがて富子が都から帰って来ると、豊雄はその家に迎えられたが、二日目の夜になって、豊雄はよきほどに酔って
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
よき事なりてやが三〇五ちなみをなしける。かくて都へもむかひの人をのぼせしかば、此の采女富子とみこなるもの、よろこびて帰り来る。
一人娘の富子とみこが、外人の家庭教師と二人で、この十日ほど前からやって来ていた、が、その二人も、今日の午後になって、大嫌いな客がやって来ると
白妖 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)