“家嫂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かそう50.0%
よめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政談家はさまざまの事に口を出し、さまざまの理屈を述べて政府の働をたくましゅうせしめずと。学者はなおもこの政府に直接してくが如く刺すが如く、かの小姑こじゅうとめを学びて家嫂かそうわずらわさんと欲するか。
学者安心論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
怨望えんぼう満野まんや、建白の門はいちの如く、新聞紙の面は裏店うらだなの井戸端の如く、そのわずらわしきやくが如く、その面倒なるや刺すが如く、あたかも無数の小姑こじゅうとめが一人の家嫂よめくるしむるに異ならず。
学者安心論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)