わざはひ)” の例文
わざはひの甚しからぬも、商工わたらひさまたげ物を破りて、垣の隣のそしりをふせぎがたく、害の大なるにおよびては、家を失ひ、国をほろぼして、天が下に笑を伝ふ。
よひ々里に出でて人をわざはひするゆゑに、ちかき里人は安き心なし。我これを聞きて一二七捨つるに忍びず。わざわざ来りて教化けうげし、本源もとの心にかへらしめんとなるを、汝我がをしへを聞くやいなや。