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害
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わざはひ
ふりがな文庫
“
害
(
わざはひ
)” の例文
害
(
わざはひ
)
の甚しからぬも、
三
商工
(
わたらひ
)
を
妨
(
さまた
)
げ物を破りて、
四
垣の隣の
口
(
そしり
)
をふせぎがたく、害の大なるにおよびては、家を失ひ、国をほろぼして、天が下に笑を伝ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
夜
(
よひ
)
々里に出でて人を
害
(
わざはひ
)
するゆゑに、ちかき里人は安き心なし。我これを聞きて
一二七
捨つるに忍びず。
特
(
わざわざ
)
来りて
教化
(
けうげ
)
し、
本源
(
もと
)
の心にかへらしめんとなるを、汝我がをしへを聞くや
否
(
いな
)
や。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“害”の解説
仏教用語での害(がい)(sa: vihiṃsā、ヴィヒンサー)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
害意。他者への思いやりの心が無い状態、すなわち、慈悲心無き心の状態をさす。大善地法の「不害 (アヒンサー)」の逆 。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
害
常用漢字
小4
部首:⼧
10画
“害”を含む語句
殺害
迫害
妨害
損害
生害
禍害
障害
要害
御生害
惨害
障害物
被害者
有害
害意
殺害者
殘害
水害
被害妄想
残害
自害
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