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定跡
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じょうせき
ふりがな文庫
“
定跡
(
じょうせき
)” の例文
朝鮮将棋大会で優勝した人など、まだ三十歳を出たばかりであるが、この人など素人とはいえ熱心に
定跡
(
じょうせき
)
を学んでいる風がある。
淡紫裳
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
あっしあ加州の御客に聞いておぼえましたがネ、西の人は
考
(
かんがえ
)
がこまかい。それが
定跡
(
じょうせき
)
です。
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
これが
定跡
(
じょうせき
)
だ。誰がさしてもこうだ。名人がさしてもヘボがさしても、この二手しかない。端の歩を突くのは手のない時か、序盤の駒組が一応完成しかけた時か、相手の手をうかがう時である。
可能性の文学
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「見給え支倉君、これも、今までの
定跡
(
じょうせき
)
集にはなかったことだよ」
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そこで砲手は人情を出してはいけない。続いてズドンと雄に一発喰わせる。まず、雌を撃ちとって置けば、一漁に二頭を獲るのは
定跡
(
じょうせき
)
となっている。
海豚と河豚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
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それがこの数年の
定跡
(
じょうせき
)
であった。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“定跡”の意味
《名詞》
定跡(じょうせき)
(出典:Wiktionary)
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“定”で始まる語句
定
定紋
定命
定規
定法
定宿
定石
定業
定連
定期市