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宗湛
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そうたん
ふりがな文庫
“
宗湛
(
そうたん
)” の例文
同行の神谷
宗湛
(
そうたん
)
の父の
紹策
(
しょうさく
)
などは、もう天文初年頃から朝鮮へも渡っているし、中国にも行き、
厦門
(
アモイ
)
、
柬蒲寨
(
カンボジヤ
)
などとも交易していた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
俺は近ごろ
足軽
(
あしがる
)
というものの
髯
(
ひげ
)
づらを眺めていて
恍惚
(
こうこつ
)
とすることがある。あの無智な力の美しさはどうだ。
宗湛
(
そうたん
)
もよい
蛇足
(
じゃそく
)
もよい。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
俺は近ごろ
足軽
(
あしがる
)
といふものの
髯
(
ひげ
)
づらを眺めてゐて
恍惚
(
こうこつ
)
とすることがある。あの無智な力の美しさはどうだ。
宗湛
(
そうたん
)
もよい
蛇足
(
じゃそく
)
もよい。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
「博多の宗室どのと
宗湛
(
そうたん
)
どののお二人が、いつなとお越し賜わるようにと、お茶室の方にひかえられておりまする」
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……さすがに、この
牧谿
(
もっけい
)
はよいの。近頃の眼福。信忠もよう
観
(
み
)
ておけ。これがかねて噂にも聞く牧谿の
遠浦帰帆之図
(
えんぽきはんのず
)
。なんと
宗湛
(
そうたん
)
は、憎い名幅を所持なす男ではないか。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“宗湛”の解説
宗湛(そうたん、応永20年(1413年) - 文明13年3月9日(1481年4月16日))は、室町時代中期の画僧。相国寺の天章周文に水墨画を習い、京都の諸寺の障壁画手掛けた当時の代表作家でもあった。雪舟の後を受け、室町幕府の御用絵師に指名され、周文の正統的後継者として、よく中国水墨画家牧谿の法を得たとして自牧の別号を与えられた。宗丹とも書く。字は小二郎(または小三郎)。小栗満重の子。
(出典:Wikipedia)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
湛
漢検準1級
部首:⽔
12画
“宗”で始まる語句
宗
宗家
宗旨
宗教
宗匠
宗矩
宗像
宗良
宗徒
宗祇