“厦門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アモイ83.3%
あもい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同行の神谷宗湛そうたんの父の紹策しょうさくなどは、もう天文初年頃から朝鮮へも渡っているし、中国にも行き、厦門アモイ柬蒲寨カンボジヤなどとも交易していた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これよりして支那国古来の政法はなはだ錯乱し、海口五処を開いて欧羅巴人の地となさしむ(五所の地方は即ち広州、福州、寧波ニンポー厦門アモイ、上海という)
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
船が厦門あもいに着く頃、とう/\一等に代る決心をした。ボーイの肩につかまつて、フラ/\と甲板を歩いて行く寝巻姿の私を、支那の苦力たちは笑ひながら見てゐた。
風邪一束 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)