“アモイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あもい
語句割合
厦門62.5%
廈門37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人一緒に厦門アモイに行き、同じ船で汕頭スワトウに寄り、そこから潮州へ遊びに往復し、それから香港に出て、広東の日本領事館に泊めてもらって、あの辺を見物した。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
上滝嵬かうたきたかし これは、小学以来の友だちなり。くわいはタカシと訓ず。細君の名は秋菜あきな秦豊吉はたとよきち、この夫婦を南画的夫婦と言ふ。東京の医科大学を出、今は厦門アモイなんとか病院に在り。
学校友だち (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
何かにるからでござンしょうが、廈門アモイ船や西班牙スペイン船から長崎沖で密買した火薬を、この阿波の由岐ゆき港に荷揚げをしてコッソリと、の山へ運びこむってえ噂が、もっぱら評判でございますよ
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)