厦門あもい)” の例文
船が厦門あもいに着く頃、とう/\一等に代る決心をした。ボーイの肩につかまつて、フラ/\と甲板を歩いて行く寝巻姿の私を、支那の苦力たちは笑ひながら見てゐた。
風邪一束 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)