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安綱
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やすつな
ふりがな文庫
“
安綱
(
やすつな
)” の例文
「本阿弥様が申しまするには、この刀は
伯耆
(
ほうき
)
の
安綱
(
やすつな
)
であろうとのことでござりまする」
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
こゝに
脊負
(
しょ
)
ってるこれを覚えて置け、刀屋になるのなら是を覚えて置かなければならんぜ、粟田口國綱という勝れた
逸物
(
わざもの
)
だ、刀屋にならば能く覚えて置け、五
郎
(
ろう
)
入道寳龍齋正宗
(
にゅうどうほうりゅうさいまさむね
)
、
伯耆
(
ほうき
)
の
安綱
(
やすつな
)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
躑躅
(
つつじ
)
ヶ
崎
(
さき
)
の古屋敷で、酒乱の神尾主膳に
脅迫
(
きょうはく
)
された時、
伯耆
(
ほうき
)
の
安綱
(
やすつな
)
の名刀を抜いて迫り
来
(
きた
)
る神尾主膳、それを逃れて走り下りた二階の階段、そこには善悪邪正いずれとも判別しかねる人がいた。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「これは
伯耆
(
ほうき
)
の
安綱
(
やすつな
)
という古刀中の古刀、名刀中の名刀じゃ」
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“安綱”の解説
安綱(やすつな、生没年未詳)は、平安時代中期の伯耆国大原の刀工。大原安綱とも。
(出典:Wikipedia)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“安”で始まる語句
安
安堵
安心
安房
安全
安芸
安穏
安土
安否
安宅