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安元
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あんげん
ふりがな文庫
“
安元
(
あんげん
)” の例文
安元
(
あんげん
)
三年三月五日、藤原
師長
(
もろなが
)
は太政大臣、その後を重盛が襲って内大臣に任命された。当然内大臣になるべき、大納言
定房
(
さだふさ
)
を越えての栄進であった。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
茝庭が既に
逝
(
ゆ
)
いて、暁湖がなお存していた時に成ったもので、茝庭の子
安琢
(
あんたく
)
が多紀安琢二百俵、父
楽春院
(
らくしゅんいん
)
として載せてあり、暁湖は旧に
依
(
よ
)
って多紀
安良
(
あんりょう
)
法眼
(
ほうげん
)
二百俵、父
安元
(
あんげん
)
として載せてある。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
折柄行われる予定の
日吉
(
ひえ
)
の祭礼をとりやめると、
安元
(
あんげん
)
三年四月、御輿を陣頭に京へくり出して来た。賀茂の河原から、
法成寺
(
ほうじょうじ
)
の一角に兵をくり出し、御所を東北から囲む体形で迫ってきた。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“安元”の意味
《固有名詞》
日本の元号の一つ。承安の後、治承の前。1175年7月28日から1177年8月4日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“安”で始まる語句
安
安堵
安心
安房
安全
安芸
安穏
安土
安否
安宅