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孤堂
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こどう
ふりがな文庫
“
孤堂
(
こどう
)” の例文
小野さんは
孤堂
(
こどう
)
先生と
小夜子
(
さよこ
)
を連れて今この橋を通りつつある。驚ろかんとあせる群集は弁天の
祠
(
やしろ
)
を抜けて
圧
(
お
)
して来る。
向
(
むこう
)
が
岡
(
おか
)
を下りて圧して来る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
浅井君が無意味に小夜子を眺めているうちに、
孤堂
(
こどう
)
先生は変な咳を二つ三つ
塞
(
せ
)
いた。小夜子は心元なく父の
方
(
かた
)
を向く。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
孤堂
(
こどう
)
先生と
小夜子
(
さよこ
)
は、眠れる過去を振り起して東に行く。二個の別世界は八時発の夜汽車で
端
(
はし
)
なくも喰い違った。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤島
孤家
孤兒
孤屋
孤子
孤塁
孤寂