“孟買”の読み方と例文
読み方割合
ボンベイ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妾は亜丁アテウ湾を横切って孟買ボンベイに一路船が進行をつづけるころになると急にアラビア海に顔をうつしてお化粧を始めてしまったのです——。
孟買挿話 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
昨今さくこんは英帝が印度インド皇帝としての戴冠式を挙げる為に孟買ボンベイに行幸してられるが、革命党が何か仕出かしはしまいかと半年前としまへから非常な警戒ださうである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
近く孟買ボンベイに栄転する筈の、神戸駐紮ちゆうさつ仏国領事などもその一にんで、この人は今だに領事館に電話を引かうとしない。