よば)” の例文
かれ天の下治らしめさむとせしほどに、平群へぐりの臣がおや、名は志毘しびの臣、歌垣うたがきに立ちて、その袁祁をけの命のよばはむとする美人をとめの手を取りつ。
この八千矛やちほこの神高志こしの國の沼河比賣ぬなかはひめよばはむとしてでます時に、その沼河比賣の家に到りて歌よみしたまひしく
かれここに神の女、名は伊豆志袁登賣いづしをとめの神います。かれ八十神、この伊豆志袁登賣を得むとすれども、みなえよばはず。ここに二柱の神あり。