じょう)” の例文
「三じょう、このお茶は、お客さんがお厭のようだから、其所にある好いお茶を汲んでいらっしゃい」
水莽草 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
それはそのむかし予と交わりのあった喬公きょうこうの二じょうを見ることだ
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この児は十じょうだ、自分から君と佳いつれあいだと言っておる、君のお父様は、異類だと言ってこばんでいるが、これは自分達が一生のことで、両親のことじゃない、これを
青蛙神 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
地壮星 母夜叉ぼやしゃ 孫二じょう
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)