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姿態
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なり
ふりがな文庫
“
姿態
(
なり
)” の例文
目口に
灌
(
そそ
)
ぐ浪を払い払いする手が、乱れた乳のあたりに
萎々
(
なえなえ
)
となると、ひとつ寝の枕に、つんと
拗
(
す
)
ねたように、砂の
衾
(
ふすま
)
に肩をかえて、包みたそうに蓑の片袖を横顔に
衝
(
つ
)
と引いた
姿態
(
なり
)
で
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
丈
(
たけ
)
はすらりとした方だが、そう大きくもなく、
姿態
(
なり
)
がほどよく整っていた。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
近所へ家を借りて別居している母のお常が、野良支度ではあったが、いつものように身綺麗な、五十を半ば過ぎているにも拘らず、まだ四十台の女のような
姿態
(
なり
)
で、ヨシ子の頭部を冷やしていた。
米
(新字新仮名)
/
犬田卯
(著)
“姿態”の意味
《名詞》
姿 態(したい)
ある動作をしたときの姿。
(出典:Wiktionary)
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“姿”で始まる語句
姿
姿勢
姿見
姿容
姿形
姿貌
姿見鏡
姿体
姿色
姿致