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妄説
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もうせつ
ふりがな文庫
“
妄説
(
もうせつ
)” の例文
我々はこれを遠ざけなければならんという
妄説
(
もうせつ
)
は、ただ一部の人の言うに止まらず到る所にこの説が伝わって居ります。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
汝らも、この辺をよく
弁
(
わきま
)
えて、市民の者が
妄説
(
もうせつ
)
に惑わされたりすることのないようによく
努
(
つと
)
めい
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかしハナガツミというものがその原種だというのは、
妄説
(
もうせつ
)
であると私は信ずる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
彼もそれが愚にもつかない
妄説
(
もうせつ
)
だということを、十二分に信じていたのである。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
種々の
妄説
(
もうせつ
)
はほとんど世間の人を迷わすものばかりであったからで。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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と、まず抱懐の一端をのべて味方のうちにある根拠なき
妄説
(
もうせつ
)
の一つを粉砕し、また
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
妄
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“妄”で始まる語句
妄
妄想
妄執
妄念
妄動
妄信
妄言
妄誕
妄語
妄漫