トップ
>
好個
>
こうこ
ふりがな文庫
“
好個
(
こうこ
)” の例文
さるが故に
今日
(
こんにち
)
の
吾人
(
ごじん
)
に対してもなほ永久なる恋愛の詩美を表現する
好個
(
こうこ
)
の象徴として映ずる事を妨げざるなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
動物や植物の世界、星辰の世界、人類生息の社会も亦
好個
(
こうこ
)
実験(此場合では観測)の室である。
洪川禅師のことども
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
たまたまこのことがあるが
故
(
ゆえ
)
に、メンデルスゾーンの老衰の意外に早かりしことと、常に進み、常に動き、生涯を悩み続けたベートーヴェンなどと、
好個
(
こうこ
)
の対照とされているのである。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
座蒲団地
(
ざぶとんじ
)
として
巾広
(
はばびろ
)
のを試みていますが、服地としても
好個
(
こうこ
)
のものであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
好個
(
こうこ
)
の探偵小説だね。で、黒田氏が説明して云うことには、他殺ではないかという
疑
(
うたがい
)
を起したのは、死人の傷口の出血が案外少いといって警察医が小首を傾けた。その極めて些細な点からであった。
一枚の切符
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
個
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
“好”で始まる語句
好
好奇
好事家
好事
好加減
好悪
好奇心
好々爺
好誼
好餌