“奸通”の読み方と例文
読み方割合
かんつう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其方義夫傳吉の留守中るすちう昌次郎と奸通かんつう致しあまつさへ傳吉歸國きこくせつ密夫みつぷ昌次郎に大金をかたりとら旁々かた/″\以て不埓ふらちに付三宅島みやけじま遠島ゑんたう申付る
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方儀傳吉先妻梅と奸通かんつうに及びしのみならず傳吉あづけ置候金子をかたとり加之そのうへ猿島河原に於て名も知れざる馬丁まご切害せつがいし自分と梅との衣類着替きせかへ置其罪を傳吉へおはせん事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大岡殿打聞れ斯ては長庵其方のいつはりに相違なし子宮病まへのやまひと有ばよも奸通かんつうは致されまじ然る上は其方先月密會みつくわいをり忠兵衞に見顯はされしと言ひしは跡形あとかた無事なきことならんと言はれるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)