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女讐
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めがたき
ふりがな文庫
“
女讐
(
めがたき
)” の例文
まま
女讐
(
めがたき
)
とみたり
出世讐
(
しゅっせがたき
)
とそねんでも、また時には恩を売って彼の歓心を買おうともし、将来の提携だけは失うまいとしていた道誉だったのである。が今は
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「よも、返辞はできまい。それとも、貴様の口ぐせにいう大義名分を引ッ込めて、おれを
逆恨
(
さかうら
)
みの
女讐
(
めがたき
)
に、その女くせえ手で、来の了戒を抜いてみるか——」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
張文遠にすれば、宋江は憎い
女讐
(
めがたき
)
だし、上役ながら、日頃の余りに良い彼の評判をくつがえしてくれたい気持ちやら、またその
椅子
(
いす
)
へ
累進
(
るいしん
)
の野心なども手伝っていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かなり深く、自分を理解してくれている主君や釘勘にさえ、疑惑の目をもってみられているお粂との関係を、仇たり
女讐
(
めがたき
)
たる日本左衛門が、今のように
罵
(
ののし
)
るのは当然なことです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おれは天下に、おれの歯型のある女に触れた奴は、おれの
女讐
(
めがたき
)
だといって歩くから
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
影さす
女讐
(
めがたき
)
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(
女讐
(
めがたき
)
!)
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
讐
漢検1級
部首:⾔
23画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形