“めがたき”のいろいろな漢字の書き方と例文

カタカナ：メガタキ

語句	割合
女敵	46.2%
女讐	38.5%
女仇	7.7%
女仇敵	7.7%

女敵

これが、「三毛」の子で性質温良なる雄の「ボウヤ」を、女敵（めがたき）のようにつけねらって迫害し、すでに二度も大けがをさせた。

柿の種 (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)

女讐

「よも、返辞はできまい。それとも、貴様の口ぐせにいう大義名分を引ッ込めて、おれを逆恨（さかうら）みの女讐（めがたき）に、その女くせえ手で、来の了戒を抜いてみるか——」

江戸三国志 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

女仇

女仇（めがたき）討ちにでも出そうなつらさ……などとやらかすと話しがはずみ、茶だってうまく飲めようってものさ

剣侠受難 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

女仇敵

「江戸にゃあいねえと見せかけて、これ、女仇敵（めがたき）を狙ってたな。」

釘抜藤吉捕物覚書：09 怨霊首人形 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)