トップ
>
女漁
>
をんなあさ
ふりがな文庫
“
女漁
(
をんなあさ
)” の例文
横着で、物慾が
旺
(
さか
)
んで、生活力が強大で、その上力があつて、
女漁
(
をんなあさ
)
りに一生を賭けたやうな、手のつけやうのないやくざ男だつたのです。
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして、このことは彼を憂鬱にするが、情勢として
女漁
(
をんなあさ
)
りに
耽
(
ふけ
)
るより仕方がない。だから、彼の場合は、女に選び好みの感情は失はれてゐる。
日本三文オペラ
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
「春日邦之助樣は槍術名譽の腕前と
承
(
うけたまは
)
つて居ります。白粉をつけた
女漁
(
をんなあさ
)
りをするのらくら者を、そんな卑怯な手段で殺すはずはございません」
銭形平次捕物控:193 色若衆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見たところ背の低い脂肥りの五十前後、顏は死の苦惱もなく
穩
(
おだや
)
かで、何んとなく
愚鈍
(
ぐどん
)
にさへ見える表情です。恐らく物慾と
女漁
(
をんなあさ
)
り以外は、何んの興味も持たない人柄でせう。
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
主人が——私の口からは申し上げ
難
(
にく
)
いことですが、金をバラ
撒
(
ま
)
いて
女漁
(
をんなあさ
)
りをするのが氣に入らないさうで、そのうちに命を申受けに行くから——などと恐ろしいことを書いてありました
銭形平次捕物控:209 浮世絵の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
女漁
(
をんなあさ
)
りの猛烈さが、必ずしも扇屋の金力ばかりではなかつたと
首肯
(
うなづ
)
かせます。
銭形平次捕物控:209 浮世絵の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
漁
常用漢字
小4
部首:⽔
14画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形