トップ
>
女亭主
>
かみさん
ふりがな文庫
“
女亭主
(
かみさん
)” の例文
と声を掛けましたのは、鹿の湯の
女亭主
(
かみさん
)
です。源は
煤
(
すす
)
けた障子を開けて、ぬっと
蒼
(
あお
)
ざめた顔だけ
顕
(
あらわ
)
しながら
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
女亭主
(
かみさん
)
は
蓬
(
ほう
)
けた髪を
櫛巻
(
くしまき
)
で、
明窓
(
あかりまど
)
から夕日を受けた
流許
(
ながしもと
)
に、かちゃかちゃと皿を鳴して立働く。炉辺には、源より先に
御輿
(
みこし
)
を据えて、ちびりちびり飲んでいる客がある。二階には兵士の客もある様子。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
亭
常用漢字
中学
部首:⼇
9画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形