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奪取
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だっしゅ
ふりがな文庫
“
奪取
(
だっしゅ
)” の例文
今暁、つかの
間
(
ま
)
に
奪取
(
だっしゅ
)
された犬山落城の事実だった。家康は、小牧と楽田のあいだに馬をたて、羽黒、犬山附近にわたる幾ヵ所もの煙を凝視しながら
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
独裁党は本質的には、クーデターや暴力革命で政権を
奪取
(
だっしゅ
)
することを目的とする。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
しかし星尾は豊乃に
奪取
(
だっしゅ
)
されたことを知らないらしい。
麻雀殺人事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ここは一時開城して、ふたたび
奪取
(
だっしゅ
)
する機を待たれるように、という
岐阜
(
ぎふ
)
の信長からの来状だった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もし、今木の児島や、大安寺の松田勢が、輦輿のお道すじへ向って、その
奪取
(
だっしゅ
)
を計るなら——」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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その勢力は
微少
(
びしょう
)
だともいえるが、尼子一族と毛利家との闘争は、実に大永年間、
毛利元就
(
もうりもとなり
)
が尼子経久領を
奪取
(
だっしゅ
)
して以来のもので、以後五十余年の長きあいだを、子々孫々にかけて
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一挙に浅井の本城小谷を
奪取
(
だっしゅ
)
してしまうべきだと、木下殿が切に
献言
(
けんげん
)
なされたそうだが、お用いもなく、その翌日、敵の
出城
(
でじろ
)
、横山城だけを落して、木下殿をそこへ詰め置かれたまま、早速にも
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不破平四郎はまた、以前に倍した兵力で、洲股を
奪取
(
だっしゅ
)
によせかけた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“奪取”の解説
真保裕一の小説
『奪取』(だっしゅ)は、真保裕一の長編小説。
『東京中日スポーツ』他に『夢の工房』(後に発売する同名のエッセイ集とは異なる)のタイトルで1994年11月7日から1995年8月2日まで連載されたものを加筆訂正・改題し、講談社から1996年8月に単行本として発表された(後に講談社文庫版が上下巻で刊行された)。
友人が作った1260万円の借金を返すため、偽札作りに挑む主人公を描く。
新聞連載版と単行本化されたものとでは、話が変わっている。
(出典:Wikipedia)
奪
常用漢字
中学
部首:⼤
14画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“奪”で始まる語句
奪
奪回
奪衣婆
奪還
奪去
奪掠
奪上
奪合
奪嫡
奪衣