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そうがく
ふりがな文庫
“
奏楽
(
そうがく
)” の例文
旧字:
奏樂
そして、
周囲
(
しゅうい
)
を
舞
(
ま
)
うものは、あの
可憐
(
かれん
)
ないわつばめでなくて、
人間
(
にんげん
)
の
美
(
うつく
)
しい
男女
(
だんじょ
)
らでした。きくのはあらしの
唄
(
うた
)
でなく、ピアノの
奏楽
(
そうがく
)
でした。
しんぱくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
宴会はそれから軽快な
奏楽
(
そうがく
)
とともにはじまって、でてくる飲みものや食べるものの豪華なことといったら、隊員たちのどぎもをぬくにじゅうぶんであった。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
此処の顔も
覗
(
のぞ
)
きたく、身は一つ心は千々に走せまはつて、
匆々
(
そう/\
)
忙々
(
ばう/\
)
と茫然自失する折から人を
躍
(
をど
)
り立たす様な
奏楽
(
そうがく
)
の音起つて、舞踏室の戸は左右に開かれぬ。
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
あまり高くない
奏楽
(
そうがく
)
が聞こえていて、気持はいよいよしずかになる。そこで二分間ばかり待たされていると、「どうぞ、こちらへ」という声がして奥へ通ずる扉を自動的に開かれる。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
やがて
奏楽
(
そうがく
)
の音が聞こえると、いよいよ王子ロロー殿下がこの広場へはいってきた。
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
それをいちいちのぞきこんでゆくうちに、三根夫は、ある店に、小さな娘の人形が、オルゴールのはいった小箱のうえで、オルゴールの
奏楽
(
そうがく
)
とともにおもしろくおどる
玩具
(
おもちゃ
)
を、一つ買った。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「なんだか聞えましたね。でも、わたくしは
奏楽
(
そうがく
)
だと思いました」
千早館の迷路
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“奏楽”の意味
《名詞》
奏楽(そうがく)
音楽(とくに雅楽)を演奏すること。
(出典:Wiktionary)
奏
常用漢字
小6
部首:⼤
9画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“奏楽”で始まる語句
奏楽場
奏楽珈琲店