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天鹽
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てしほ
ふりがな文庫
“
天鹽
(
てしほ
)” の例文
新字:
天塩
膽振
(
いぶり
)
、日高、
天鹽
(
てしほ
)
、
後志
(
しりべし
)
、渡島などを巡廻するので、丁度場合がいいから、うちの社長が遠藤君に説き勸めて、君に隨行を頼むことにしたんだ。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
やがて
天鹽
(
てしほ
)
に入る。
和寒
(
わつさむ
)
、
劍淵
(
けんぶち
)
、
士別
(
しべつ
)
あたり、牧場かと思はるゝ廣漠たる草地一面霜枯れて、六尺もある
虎杖
(
いたどり
)
が黄葉美しく此處其處に立つて居る。所謂泥炭地である。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
天鹽
(
てしほ
)
の土地問題も、松田の雇ひ技師に書類を見せたところ、とても相談にならないと云ふので、北劍の家へ行つて、義雄は書類を返却してしまつた。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「道會は一週間で終るのだが、それが濟むと、或會社の依頼で北見、
天鹽
(
てしほ
)
の國境にある山林を見に行きます——さう、かうしてゐると、もう、雪が降り出しますから、なア——」
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
かの女の兄なる人は
天鹽
(
てしほ
)
の或山林から枕木を切り出し、一と儲けしようとした。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
▼ もっと見る
二百三十萬坪ほどが
天鹽
(
てしほ
)
にあることを説明する。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
鹽
部首:⿄
24画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺