トップ
>
大病
>
たいびょう
ふりがな文庫
“
大病
(
たいびょう
)” の例文
ところが、その
後
(
ご
)
まもなく、王さまのお姫さまが
大病
(
たいびょう
)
にかかりました。おひめさまは王さまの
一人娘
(
ひとりむすめ
)
で、王さまは、昼も夜も泣きとおしたので、目がつぶれました。
死神の名づけ親(第一話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
先頃ふと
大病
(
たいびょう
)
に
罹
(
かか
)
った者があると聞いて、
故郷
(
こきょう
)
に帰る途中立寄ってみるとわずかに一人に会った。
狂人日記
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
この福永船長は
大病
(
たいびょう
)
にかかって、なにもできないようになり、三ヵ月ほどで死んでしまった。
海底の魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
村で大事な
氏子
(
うじこ
)
が
大病
(
たいびょう
)
にかかって命のあやういときに、多くの人が出て祈願をする
千度参
(
せんどまい
)
り、または
数参
(
かずまい
)
り、
度参
(
たびまい
)
りともいうものであるが、これなども最初はもっとひろく
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
此のお話は
暫
(
しばら
)
く
措
(
お
)
きまして、是から
信濃国
(
しなのゝくに
)
の上田
在
(
ざい
)
中の条に居ります、渡邊祖五郎と姉の娘お竹で、お竹は
大病
(
たいびょう
)
で、田舎へ来ては勝手が変り、何かにつけて心配勝ち、
左
(
さ
)
なきだに病身のお竹
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
都
(
みやこ
)
の
御所
(
ごしょ
)
では、
天子
(
てんし
)
さまが
大病
(
たいびょう
)
で、
大
(
たい
)
そうなさわぎをしているよ。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“大病”の意味
《名詞》
大病(たいびょう)
重い病気。重病。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“大病”で始まる語句
大病人