大内たいだい)” の例文
金川門きんせんもんまもりを失いて、帝みずから大内たいだいきたもうに当り、孝孺伍雲ごうんためとらえられて獄に下さる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
れば四囲はかたむるに鉄を以てし、二また鉄をそそぎありて開くべくも無し。帝これを見ておおいなげきたまい、今はとて火を大内たいだいに放たせたもう。皇后は火に赴きて死したまいぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)