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大兵
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だいひやう
ふりがな文庫
“
大兵
(
だいひやう
)” の例文
特に新入生を
虐
(
いぢ
)
めさうな
大兵
(
だいひやう
)
なものとかは、三年生と一緒に東寮に移らなければならなかつたが、私は運よく西寮に止まり、もちろん室長でこそなかつたにしろ
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
れ兩人并に町役人共下られける斯樣に嚴敷申渡されしは
何故
(
なにゆゑ
)
と云ふに勘兵衞は
大兵
(
だいひやう
)
にして色黒く
眼
(
まなこ
)
大きく
額
(
ひたひ
)
より口へ掛て
大疵
(
おほきず
)
の
痕
(
あと
)
一ヶ所又
小鬢
(
こびん
)
の
外
(
はづ
)
れより目尻に
疵痕
(
きずあと
)
二ヶ所有り至つて
惡相
(
あくさう
)
なれば奉公人の
欠落
(
かけおち
)
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ずと思はれ斯は申されしなり夫より勘兵衞は
早速
(
さつそく
)
彦兵衞方へ
行
(
ゆき
)
勿々
(
なか/\
)
三日の中に三十兩の品は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“大兵”の意味
《名詞1》
弓を引くのが強いさま。また、そのような人。
体が大きいさま。また、そのような人。
《名詞2》
兵士の数が多いこと。大軍。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“大兵”で始まる語句
大兵肥満
大兵庫屋