“夜戸出”の読み方と例文
読み方割合
よとで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巻十二(二九五〇)に、「吾妹子が夜戸出よとで光儀すがた見てしよりこころそらなりつちは踏めども」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
職がらで夜戸出よとでが多い、そのいろいろな話であるが、ず水口園の前の野原の真中で夜なかであった、茫々とした草の中から、足もとへ、むくむくと牛の突立つったつように起上った大漢子おおおとこ
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)