“多介子”の読み方と例文
読み方割合
たすけご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多介子たすけご重次郎がいる、松並典膳、瀬尾庄兵衛、はらやの小八、清蔵五郎兵衛、ねずの三武、それに化物の中小姓が五七人、関取の立田川までまじって
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
人がましいまともなつらつきを嫌い、目っかちやら兎口みつくち、耳なし、鼻欠と、醜いものを穿鑿せんさくして十数人も抱えになり、多介子たすけご重次郎、清蔵五郎兵衛という浪人上りの喧嘩けんか屋に赤鬼黒鬼と異名をつけ
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)