トップ
>
外人
>
よそびと
ふりがな文庫
“
外人
(
よそびと
)” の例文
わがためには面白きことも
外人
(
よそびと
)
のためには何の興もなきものあらむ。われは我世のおほいなる
穉物語
(
をさなものがたり
)
をありのまゝに僞り飾ることなくして語らむとす。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
わが臆病なる心は
憐憫
(
れんびん
)
の情に打ち勝たれて、余は覚えず
側
(
そば
)
に倚り、「何故に泣き玉ふか。ところに
繋累
(
けいるゐ
)
なき
外人
(
よそびと
)
は、
却
(
かへ
)
りて力を借し易きこともあらん。」
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
わが
臆病
(
おくびょう
)
なる心は
憐憫
(
れんびん
)
の情に打ち勝たれて、余は覚えず
側
(
そば
)
に倚り、「何故に泣きたもうか。ところに
繋累
(
けいるい
)
なき
外人
(
よそびと
)
は、かえりて力を
借
(
か
)
し
易
(
やす
)
きこともあらん」
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
今は
外人
(
よそびと
)
の旅館となりて、凡そこゝに來らん程のもの一人としてこれに投ぜざるはなし。夫人をば
輿
(
こし
)
に載せて
舁
(
か
)
かせ、我等はこれに隨ひて深く
巖
(
いはほ
)
に
截
(
き
)
り込みたる
徑
(
こみち
)
を進みぬ。下には清き蒼海を
瞰
(
み
)
る。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
其歌は古の恢復せられたるエルザレム(ジエルザレムメ、リベラアタ)の調にあらず、
大統領
(
ドオジエ
)
の
族
(
うから
)
絶えて、獅子の翼の
外人
(
よそびと
)
に縛せられてより、ヱネチアの民はその歌謠の上の國粹をさへ失ひつるなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“外人”の意味
《名詞》
外 人(がいじん)
外国人。特に、日本に住んでいる外国人。
(古)当人ではない他の人。
(古)部外者。疎遠な人。
(出典:Wiktionary)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“外人”で始まる語句
外人等