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壮士
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おのこ
ふりがな文庫
“
壮士
(
おのこ
)” の例文
旧字:
壯士
時は
涼秋
(
りょうしゅう
)
九
月
(
げつ
)
、処は北海山中の無人境、
篝火
(
かがりび
)
を焚く霜夜の天幕、
幕
(
まく
)
の
外
(
そと
)
には立聴くアイヌ、幕の内には
隼人
(
はやと
)
の
薩摩
(
さつま
)
壮士
(
おのこ
)
が
神来
(
しんらい
)
の
興
(
きょう
)
まさに
旺
(
おう
)
して、歌
断
(
た
)
ゆる時四絃続き、
絃黙
(
げんもく
)
す時
声
(
こえ
)
謡
(
うた
)
い
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
濠
(
ほり
)
を
繞
(
めぐ
)
る垣は
是
(
こ
)
れ
壮士
(
おのこ
)
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“壮士”の意味
《名詞》
壮士(そうし)
壮年の男子。
血気盛んな若いの男子。
定職につかず、頼まれて腕力で脅迫や談判をするもの。
(歴史)明治時代、自由民権運動の活動家の称。
(出典:Wiktionary)
“壮士”の解説
壮士(そうし)は、中国の古典『戦国策』や『史記』に登場するのが語源。
(出典:Wikipedia)
壮
常用漢字
中学
部首:⼠
6画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“壮士”で始まる語句
壮士坊主
壮士輩
壮士風
壮士役者