“壮士(おのこ)” の例文
旧字:壯士
時は涼秋(りょうしゅう)九月(げつ)、処は北海山中の無人境、篝火(かがりび)を焚く霜夜の天幕、幕(まく)の外(そと)には立聴くアイヌ、幕の内には隼人(はやと)の薩摩(さつま)壮士(おのこ)が神来(しんらい)の興(きょう)まさに旺(おう)して、歌断(た)ゆる時四絃続き、絃黙(げんもく)す時声(こえ)謡(うた)い
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
濠(ほり)を繞(めぐ)る垣は是(こ)れ壮士(おのこ)
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)