トップ
>
士大夫
>
したいふ
ふりがな文庫
“
士大夫
(
したいふ
)” の例文
軽薄なる世人の常とて、当時
隴西
(
ろうせい
)
(李陵の家は隴西の出である)の
士大夫
(
したいふ
)
ら皆李家を出したことを恥としたと記されている。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
否、
士大夫
(
したいふ
)
ともあるべきものが、つまらない
玩
(
あそ
)
び物で、カピタンから体よく翻弄されていることを苦々しく思ったのだろう。彼は、玄白が差し出したその袋を、見向きもしようとしなかった。
蘭学事始
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
この歴城にありながら、乱賊馬超の
蹂躙
(
じゅうりん
)
にまかせ、一州の
士大夫
(
したいふ
)
ことごとく
辱
(
はじ
)
をうけている今日をよそに、何を安閑としているのでしょう。あの若さで。……私はそれを
憤
(
いきどお
)
りに参ったのです。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“士大夫”の解説
士大夫(したいふ)は、中国の北宋以降で、科挙官僚・地主・文人の三者を兼ね備えた者である。
(出典:Wikipedia)
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“士”で始まる語句
士
士官
士卒
士族
士分
士君子
士人
士気
士元
士官次室