“地親”の読み方と例文
読み方割合
ぢやうや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『音さん。四斗七升の何のと言はないで、何卒どうか悉皆すつかり地親ぢやうやさんの方へ上げて了つて御呉おくんなんしよや——わしはもう些少すこしりやせん。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
『御願ひでごはすが、彼の地親ぢやうやさん(ぢおやのなまり、地主の意)になあ、早く来て下さいツて、左様言つて来て御呉おくんなんしよや。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
れいですよ、かんではごはせんよ——地親ぢやうやさんは是方こつちでいらつしやるから。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)