“地本問屋”の読み方と例文
読み方割合
じほんどんや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両国広小路の地本問屋(じほんどんや)加賀屋吉右衛門から頼まれて大阪の絵師石田玉山が筆に成る(絵本太閤記)と同一趣向の絵を描いた、その図の二三が災(わざわい)して
歌麿懺悔:江戸名人伝 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
柳亭種彦先生は昨夜の晩おそく突然北御町奉行所よりお調(しらべ)の筋があるにより今朝五ツ時(どき)までに通油町(とおりあぶらちょう)地本問屋(じほんどんや)鶴屋喜右衛門(つるやきうえもん)同道にて常磐橋(ときわばし)の御白洲(おしらす)へ罷出(まかりで)よとの御達(おったし)を受けた。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』の版元(はんもと)通油町(とおりあぶらちょう)の地本問屋(じほんどんや)鶴屋(つるや)の主人(あるじ)喜右衛門(きうえもん)は先ほどから汐留(しおどめ)の河岸通(かしどおり)に行燈(あんどう)を掛(かけ)ならべた唯(と)ある船宿(ふなやど)の二階に柳下亭種員(りゅうかていたねかず)と名乗った種彦(たねひこ)門下の若い戯作者(げさくしゃ)と二人ぎり
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)