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団子坂下
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だんござかした
ふりがな文庫
“
団子坂下
(
だんござかした
)” の例文
私は、その翌朝、打ち合せて置いた
団子坂下
(
だんござかした
)
のやぶ
蕎麦
(
そば
)
で平尾さんに落ち合い、
此所
(
ここ
)
で初めて平尾氏に面会したのであった。
幕末維新懐古談:74 初めて家持ちとなったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
動坂線
(
どうざかせん
)
と
巣鴨線
(
すがもせん
)
と、この二つが多いそうですが、つい四五日前の晩も、私の乗った赤電車が、やはり乗降りのない停留場へぱったり止まってしまったのは、その動坂線の
団子坂下
(
だんござかした
)
です。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
既ち
小石川柳町
(
こいしかはやなぎちやう
)
の
小流
(
こながれ
)
の如き、
本郷
(
ほんがう
)
なる
本妙寺坂下
(
ほんめうじさかした
)
の
溝川
(
みぞかは
)
の如き、
団子坂下
(
だんござかした
)
から
根津
(
ねづ
)
に通ずる
藍染川
(
あゐそめがは
)
の如き、かゝる
溝川
(
みぞかは
)
流
(
なが
)
るゝ裏町は
大雨
(
たいう
)
の降る
折
(
をり
)
と云へば
必
(
かなら
)
ず
雨潦
(
うれう
)
の氾濫に災害を
被
(
かうむ
)
る処である。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
団子坂下
(
だんござかした
)
から電車をおりてその下宿へ往った。
草藪の中
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
即ち
小石川柳町
(
こいしかわやなぎちょう
)
の
小流
(
こながれ
)
の如き、
本郷
(
ほんごう
)
なる
本妙寺坂下
(
ほんみょうじざかした
)
の溝川の如き、
団子坂下
(
だんござかした
)
から
根津
(
ねづ
)
に通ずる
藍染川
(
あいそめがわ
)
の如き、かかる溝川流るる裏町は
大雨
(
たいう
)
の降る折といえば必ず
雨潦
(
うりょう
)
の氾濫に災害を
被
(
こうむ
)
る処である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“団子坂”で始まる語句
団子坂