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囂
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ごう
ふりがな文庫
“
囂
(
ごう
)” の例文
囂
(
ごう
)
と云う響をこだまにかえして、
稀
(
まれ
)
に汽車が向山を通って行く。寂しい。昼飯に川魚をと注文したら、石狩川を前に
置
(
お
)
いて、罐詰の
筍
(
たけのこ
)
の卵とじなど食わした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
お
軒先
(
のきさき
)
をめぐって火の
蛇
(
へび
)
がのたうち廻ると見るひまに、
囂
(
ごう
)
と音をたてて
蔀
(
しとみ
)
が五六間ばかりも一ときに吹き上げられ、御殿の中からは
猛火
(
みょうか
)
の大柱が横ざまに吐き出されます。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
議場はたちまち喧々
囂
(
ごう
)
々となって議会開設以来の混乱に陥った。
渡良瀬川
(新字新仮名)
/
大鹿卓
(著)
野火の如く
囂
(
ごう
)
々と拡がり行くではないか
歩哨戦
(新字新仮名)
/
今村恒夫
(著)
囂
(
ごう
)
々々々々々、
轟
(
ごう
)
々々々々々
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
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お
軒先
(
のきさき
)
をめぐつて火の
蛇
(
へび
)
がのたうち廻ると見るひまに、
囂
(
ごう
)
と音をたてて
蔀
(
しとみ
)
が五六間ばかりも一ときに吹き上げられ、御殿の中からは
猛火
(
みょうか
)
の大柱が横ざまに吐き出されます。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
囂
漢検1級
部首:⼝
21画
“囂”を含む語句
囂々
喧囂
喧々囂々
囂然
喧喧囂囂
喧囂雑沓
囂々音
囂〻
囂囂
囂囂囂
囂音
弥囂
毀誉囂々
狺々囂々
衆囂