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『歩哨戦』
ふりがな文庫
『
歩哨戦
(
ほしょうせん
)
』
悪検閲制度をぶっ潰せ 検閲制度改正期成同盟万歳 労働者農民万歳 残虐の限りを尽し暴圧の嵐は絶えず吹き続け 遂に俺達の言葉迄奪った奴等 哀れな奴等の迫害だ 哀れな奴等の猿轡だ 首を締めつける彼奴等の顔へ憫笑の一瞥を投げて 野火の如く囂々と拡が …
著者
今村恒夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「文芸戦線」1929(昭和4)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
暴露
(
あば
)
囂
(
ごう
)
塗
(
まみ
)
浮跫
(
うきあし
)
濺
(
そそ
)
猿轡
(
さるぐつわ
)
罩
(
こ
)
頻
(
しき
)