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嗣子
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よつぎ
ふりがな文庫
“
嗣子
(
よつぎ
)” の例文
凡ての者の
後方
(
うしろ
)
にて彼等いふ。ひらかれし海をわたれる民は、ヨルダンがその
嗣子
(
よつぎ
)
を見ざりしさきに死せり。 一三三—一三五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
尤もこの男は世の中の出来事を何一つ不思議がった
験
(
ためし
)
はなかった。たとえ私が伯爵の
嗣子
(
よつぎ
)
になったといっても怪まないであろう。私は夜が更けてから家へ帰って、ぐっすり寝込んでしまった。
日蔭の街
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
先代に
嗣子
(
よつぎ
)
がなかったところから、子飼いの職人から直されて
暖簾
(
のれん
)
と娘おりんを一度に貰って家業を継いだのだったが
材料
(
たね
)
の吟味に
鑑識
(
めきき
)
が足りない故か、それとも釜の仕込みか叩きの工合いか
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
但し
他
(
ほか
)
の
嗣子
(
よつぎ
)
についてはかくいひがたし、ヤーコモとフェデリーゴ今かの國を治む、いと善きものをばその
一
(
ひとり
)
だに繼がざりき 一一八—一二〇
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
正しき
嗣子
(
よつぎ
)
等に
薦
(
すゝ
)
むるごとく彼その兄弟達に己が最愛の女を薦め、まめやかにこれを愛せと命じ 一一二—一一四
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
かれに代りて
肯
(
うけが
)
へる女は、かれとその
嗣子
(
よつぎ
)
等とより出づるにいたる
奇
(
く
)
しき
果
(
み
)
を己が眠れる間に見たり 六四—六六
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
嗣
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“嗣”で始まる語句
嗣
嗣息
嗣信
嗣君
嗣孫
嗣後
嗣立