オホ)” の例文
オホせの木の実を取つて、只今参上」と復奏したまま、御陵の前に哭き死んだと言ふ件は、常世と、われ/\の国との間で、時間の目安が違うて居たと言ふ考へが、裏に姿をちらつかせて居る様である。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)