“吾妻郡”の読み方と例文

読み方	割合
あがつまごおり	100.0%

あがつまごおり

これは上州吾妻郡（あがつまごおり）の四万（しま）の山口と申す所へ抜けてまいる間道で、猟人（かりゅうど）か杣（そま）でなければ通らん路（みち）でございますが、両人（ふたり）は身の上が怖いから山中（さんちゅう）を怖いとも思わず

塩原多助一代記 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)

すると上（あが）り端（はな）に腰を掛けて居たのは、吾妻郡（あがつまごおり）で市城村（いちしろむら）と云う処の、これは筏乗（いかだのり）で市四郎（いちしろう）と云う誠に田舎者で骨太な人でございますが、弱い者は何処までも助けようと云う天稟（うまれつき）の気象で、三（さん）の倉（くら）の産（うまれ）で

霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)

“吾妻郡”の解説

吾妻郡（あがつまぐん）は、群馬県（上野国）の郡。
以下の4町2村を含む。

中之条町（なかのじょうまち）

長野原町（ながのはらまち）

嬬恋村（つまごいむら）

草津町（くさつまち）

高山村（たかやまむら）

東吾妻町（ひがしあがつままち）
(出典:Wikipedia)

吾	漢検準1級 部首:⼝ 7画
妻	常用漢字 小５ 部首:⼥ 8画
郡	常用漢字 小４ 部首:⾢ 10画