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否
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いゑ
ふりがな文庫
“
否
(
いゑ
)” の例文
何とせしぞ佐助が病氣でも起りしか、樣子によりて藥の種類もあれば、せかずに話して聞かせよと言へば、敷居際に兩手をつきたる老婆は
慇懃
(
いんぎん
)
に、
否
(
いゑ
)
老爺
(
ぢゞ
)
では御座りませぬ
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼男
(
あれ
)
とても惡る氣は微塵も無き人なれば、其方の爲よかれとての言葉ならんを、苦にはすまい物、まあ何事の起りにて其やうに腹は立しと例の通り慰めらるゝに、
否
(
いゑ
)
、否、否
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“否”の意味
《名詞》
(ヒ)反対。不承認。
(いな)そうでないこと。
《感動詞》
(いな、いや)いいえ。そうではない。
(出典:Wiktionary)
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
“否”を含む語句
否々
実否
諾否
否定
否応
良否
否諾
臧否
嫌否
安否
賛否
成否
否應
佳否
否認
實否
拒否
在否
運否天賦
適否
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