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古色蒼然
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こしよくさうぜん
ふりがな文庫
“
古色蒼然
(
こしよくさうぜん
)” の例文
忿怒
(
ふんぬ
)
の
面相
(
めんさう
)
、しかし
威
(
ゐ
)
あつて
猛
(
たけ
)
からず、
大閻魔
(
だいえんま
)
と
申
(
まを
)
すより、
口
(
くち
)
をくわつと、
唐辛子
(
たうがらし
)
の
利
(
き
)
いた
關羽
(
くわんう
)
に
肖
(
に
)
てゐる。
從
(
したが
)
つて
古色蒼然
(
こしよくさうぜん
)
たる
脇立
(
わきだち
)
の
青鬼
(
あをおに
)
赤鬼
(
あかおに
)
も、
蛇矛
(
じやぼう
)
、
長槍
(
ちやうさう
)
、
張飛
(
ちやうひ
)
、
趙雲
(
てううん
)
の
概
(
がい
)
のない
事
(
こと
)
はない。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“古色”で始まる語句
古色
古色紙