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古渡唐桟
ふりがな文庫
“古渡唐桟”の読み方と例文
読み方
割合
こわたりとうざん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こわたりとうざん
(逆引き)
それがいつとなく
融
(
と
)
けて来て、
人柄
(
ひとがら
)
が
自
(
おの
)
ずと柔らかになったと思うと、彼はよく
古渡唐桟
(
こわたりとうざん
)
の着物に
角帯
(
かくおび
)
などを
締
(
し
)
めて、夕方から宅を外にし始めた。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
子之助は
単
(
ひとえ
)
羽織と
袷
(
あわせ
)
とを遊所に持て来させて著更え、脱ぎ棄てた
古渡唐桟
(
こわたりとうざん
)
の袷羽織、糸織の綿入、
琉球紬
(
りゅうきゅうつむぎ
)
の下著、
縮緬
(
ちりめん
)
の胴著等を
籤引
(
くじびき
)
で幇間芸妓に与えた。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それから、着物に凝った方で、——この
古渡唐桟
(
こわたりとうざん
)
は、汚れてはおりますが、よく存じております。
銭形平次捕物控:049 招く骸骨
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
古渡唐桟(こわたりとうざん)の例文をもっと
(5作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
桟
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
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林不忘
夏目漱石
森鴎外
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