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古怪
ふりがな文庫
“古怪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こかい
66.7%
こくわい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こかい
(逆引き)
(こんなまずい
男様
(
おとこざま
)
も少ない)と孫権は、
古怪
(
こかい
)
を感じながら、それでも二、三の問いを試みた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは二時
比
(
ごろ
)
で、
午
(
ひる
)
近くから
嫩葉曇
(
わかばぐもり
)
に曇っている空を背景にして、大井から大森の人家の
簷
(
ひさし
)
が
藍鼠
(
あいねずみ
)
の海に溶けこもうとしていた。眼を落すと嫩葉をつけた梅の幹がいちめんに
古怪
(
こかい
)
な姿を見せていた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
古怪(こかい)の例文をもっと
(2作品)
見る
こくわい
(逆引き)
窓の外は亭々たる老松、尾根の上まで差し伸した枝は、もがき苦しむ腕のやうに、
古怪
(
こくわい
)
な曲線でのしかゝります。
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
古怪(こくわい)の例文をもっと
(1作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古家
古物
古文書
古代
“古怪”のふりがなが多い著者
吉川英治
田中貢太郎
野村胡堂