“友之助”の読み方と例文
読み方割合
とものすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お母さんの前ですぐの事を云わなければかった、私は蔭でチラリと聞いたのだが、お前は友之助とものすけさんとは深い中で、それがため義理の悪い借金も出来ているから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この子は芸名を友之助とものすけって云うのですよ。年は十二だそうだけれど発育不良で小柄だから十位とおぐらいにしか見えない。それに義務教育も受けていないのです。言葉も幼稚だし、字も知らない。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)