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参与
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さんよ
ふりがな文庫
“
参与
(
さんよ
)” の例文
彼は、
僧形
(
そうぎょう
)
でこそあれ、毛利輝元の政略にも
参与
(
さんよ
)
しておる人物です。……蘭丸どの、どうじゃ、それがしの方が、はるかに
人相観
(
にんそうみ
)
の
上手
(
じょうず
)
であろうが、はははは
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
桂小五郎にもそそのかされて三人、——その小五郎は、誰だと思っちょるんじゃ。木戸
孝允
(
こういん
)
で
御座候
(
ござそうろう
)
の、
参与
(
さんよ
)
で侯のと、御新政をひとりでこしらえたような顔をしちょるじゃないか。
流行暗殺節
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
謙信の名ざしで、与六は、一小吏の子から、忽ち、上杉家の老臣直江大和守の跡目をつぎ、後、幾たびの戦陣や内政に
参与
(
さんよ
)
しても、故謙信の
明鑑
(
めいかん
)
を恥かしめなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
攻城、野戦の陣頭には、英才雄才、あらゆる人材が
参与
(
さんよ
)
しているが——それと
併行
(
へいこう
)
してより以上にも重要な軍費財務の方面には、ほとんど進んで当ろうという偉才がない。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“参与”の意味
《名詞》
参 与(さんよ)
重要な事業などに関わり合うこと。
学識経験者を行政事務に従事させるときの職名。
(歴史)明治初年の中央政府の役職名の一つで、総裁・議定とあわせ三職といったもの。
(出典:Wiktionary)
“参与”の解説
参与(さんよ)とは、事務・職務に参画する意。参預、賛与とも。
(出典:Wikipedia)
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
与
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
“参”で始まる語句
参
参詣
参籠
参差
参覲
参内
参詣人
参覲交代
参上
参酌