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千辛万苦
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せんしんばんく
ふりがな文庫
“
千辛万苦
(
せんしんばんく
)” の例文
旧字:
千辛萬苦
且
(
かつ
)
は先人の
千辛万苦
(
せんしんばんく
)
して我々後進の為めにせられたる其偉業
鴻恩
(
こうおん
)
を
空
(
むなし
)
ふするものなり、就ては方今の騒乱中に此書を出版したりとて見る者もなかる可しと
雖
(
いえど
)
も
蘭学事始再版序
(新字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
何某
(
なにがし
)
の令夫人だった貴婦人は、我が身も
同
(
おんな
)
じに、
悲
(
かなし
)
み
傷
(
いた
)
んで、何は
措
(
お
)
いても、その悪い癖を
撓
(
た
)
め直そうと、
千辛万苦
(
せんしんばんく
)
したけれども、お綾は、
怪
(
あやし
)
い情を制し得ない。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
左
(
さ
)
れば自国の
衰頽
(
すいたい
)
に際し、敵に対して
固
(
もと
)
より
勝算
(
しょうさん
)
なき場合にても、
千辛万苦
(
せんしんばんく
)
、力のあらん限りを
尽
(
つく
)
し、いよいよ勝敗の
極
(
きょく
)
に至りて始めて和を講ずるか、もしくは死を決するは立国の公道にして
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
辛
常用漢字
中学
部首:⾟
7画
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“千辛”で始まる語句
千辛萬苦