“十二単”の読み方と例文
読み方割合
じゅうにひとえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素地きじろうたけた官女で、十二単じゅうにひとえかなんぞで出たらよかりそうなものを、鬼に撫でられたんでは、入道もあんまりいい心持もしなかったろうけれど、利き目は確実にあったらしい。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)