トップ
>
十九
>
つづ
ふりがな文庫
“
十九
(
つづ
)” の例文
外に
貴嬢
(
あなたさま
)
の思ひ込みなされた御方が御ありなさるので御座りますか、貴嬢も
十九
(
つづ
)
や
廿歳
(
はたち
)
とは違ひ、
亡奥様
(
せんのおくさま
)
は貴嬢の御年には、モウ、貴嬢を
膝
(
ひざ
)
に抱いて
在
(
い
)
らしつたので御座いますもの
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
もし妾にして富豪の家に生れ
窮苦
(
きゅうく
)
の何物たるを知らざらしめば、
十九
(
つづ
)
や
二十歳
(
はたち
)
の身の、
如何
(
いか
)
でかかる
細事
(
さいじ
)
に心留むべきぞ、幸いにして
貧窶
(
ひんる
)
の
中
(
うち
)
に
成長
(
ひととな
)
り、なお遊学中独立の覚悟を定め居たればこそ
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
とにかく子供のときからそんな習慣が付いているので、わたしは幾つになっても玩具や人形のたぐいに親しみをもっていて、
十九
(
つづ
)
や
二十歳
(
はたち
)
の
大供
(
おおども
)
になってもやはり玩具屋を
覗
(
のぞ
)
く癖が
失
(
う
)
せませんでした。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
十九
(
つづ
)
のわれすでに菫を白く見し水はやつれぬはかなかるべき
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“十九”の意味
《数詞》
十九(じゅうきゅう、じゅうく)
19、とおあまりここのつ。
(出典:Wiktionary)
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
“十九”で始まる語句
十九日
十九四
十九条
十九歳
十九王
十九女池
十九世紀雑誌